年末12月31日の大晦日、我が家の愛犬が死んだ。衝撃的な1日だった。ポメラニアンで12歳、心肥大による肺水腫という診断だった。しっぽが下がって2日目何となく調子が悪そうだったので、正月を楽しく過ごすため、31日にも診療している犬猫病院を探した。薬をいただく予定で病院へ、ところが、胸部X線写真正側撮影して、酸素の部屋に入れたところ急変、死んでしまった。「うそ!!!」
私の初体験が始まった。死亡後の対応はどうしたらよいか、調べると公共の火葬場は年明けでないと火葬はしないようだし、まとめて火葬するらしく遺骨は帰ってこない。犬猫病院で紹介された○○○動物霊園に電話を掛け、話を聞いた。本日中に火葬していただけるとのこと、遺骨は持ち帰って良く、時期が来たらお墓へ、合同のお墓もあれば、希望すれば専用のお墓も作ってもらえる。ようするに金次第。
娘と二人で○○○動物霊園へ。犬と言え一人前、仏壇でお経を唱えご焼香、次に火葬場へ 最後のお別れをして、火葬する。火葬には1時間必要だった。ペット用の火葬場もびっくりしたが、位牌もちゃんとあり、お寺で49日お経を上げてくれるとのことだった。骨壺は可愛い犬の絵の書いた骨壺を選んで、骨を入れ自宅に持ち帰った。

ペットロス症候群とは、ペットとの死別というストレスが契機となって発症した精神疾患をいい、精神症状に付随して身体症状を伴う場合も少なくない。日本医師会では1ヶ月以上、悲しみが癒えずに不調が続いている場合に、受診を勧めている。どんな症状か調べてみた。
日本ペットロス協会によると★体重の極端な減少、または増加。(目安として、1~2週間あるいは、3~4週間以内の3kg以上、または体重の5%以上の増減)★死別後3~4週間ほどたっても悲しみが癒えない。 ★食欲障害・睡眠障害 ★胃痛・頭痛・胸が締めつけられる感覚。 ★不安感や孤独感が強く自殺をしようとする。★家から出ないなど引きこもる。★自傷・他傷する★ペットの姿を見るなどの幻覚が起こる。★死別後1カ月以上たっても悪夢やフラッシュバックが続く。★子どもの場合などでは死別後1カ月以上たっても夜泣きが続く。 (A.M)