《 患者の肩が装置に当たってしまう場合の対処法 》 
   
   
患者に対する装置の高さをもう一度確かめよう!!!
    ・ 猫背になっていないか?
    ・ 顔を突き出すような格好になっていないか?

それでも、肩が装置に当たる場合は、
     1) 上着などかさばる物を脱がせる。(特に、肩パッドが入っているもの)
     2) 防護エプロンを着せている場合は脱がせる。
     3) 両方の肩を一緒に下げるのは限界があるが、管球側の肩を上げると
          フィルム側の肩をより下げることが出来るので、
     
       ・ フィルムの移動に合わせ、肩を上下してもらう。
     
          (肩を上下する時に、顔まで動かさないよう患者に注意する。
             また、撮影前に必ず練習させる。)
     4) 3)まで試みてもダメな場合、上下顎を別々に撮影する。
        下顎 : 通常より、かなり顎を上げた状態で撮影する。
        上顎 : チンレストを外した状態で患者を位置づけ、
                    上顎だけ写るように高さを調節 して撮影する。