【 基準画像前後位置 】

★患者の前後位置による画像の違い

-15mm.jpg (12468 バイト)

患者を、断層域より15mm後方に位置づけた状態(患者が管球寄り)

前歯部は全く見えず、上顎臼歯部も白く飛んでしまっている。

-10mm.jpg (12932 バイト)

患者を、断層域より10mm後方に位置づけた状態(患者が管球寄り)

前歯部の歯根が左右に開き、ボケている。

-5mm.jpg (12626 バイト)

患者を、断層域より 5 mm後方に位置づけた状態(患者が管球寄り)

やや前歯部の歯根が左右に開き、ボケはじめている。

standerd.jpg (10745 バイト) 患者を最適に位置づけた状態

前歯の歯根が真っ直ぐに写り、ボケがなく見やすい。

前5mm.jpg (12313 バイト) 患者を、断層域より 5 mm前方に位置づけた状態(患者がFILM寄り)

前歯の幅がやや細くなっている。

10mm.jpg (11842 バイト) 患者を、断層域より10mm前方に位置づけた状態(患者がFILM寄り)

前歯の幅がかなり細くなっている。
顎骨全体が左右に狭まって写っている。


  以上から解るように、患者が最適な位置から前後に同じ距離離れた場合でも、
  フィルム側に寄った場合の方がボケが目立たず、診断しやすい。